【中日ドラゴンズ】働けくそ打線とは?DQSとはなんのこと?
「最近のドラゴンズと言えば、貧打貧打が続き得点圏にランナーは置きますが、一発が出ないような…」
何とも歯がゆい生成を残し続けています。投手陣はなんとか試合が作れるように抑えてはいますが、援護がない…このような試合を見ていてなんとなく2011年のドラゴンズを思い出しました。
2011年のドラゴンズ
働けくそ打線といわれた打線とは…
- 6荒木 .263 *2 24
- 4井端 .234 *1 29
- 5森野 .232 10 45
- 3ブランコ .248 16 48
- 2谷繁 .256 *6 31
- 7和田 .232 12 54
- 9平田 .255 11 38
- 8大島 .243 *3 18
これは…全く打てない…これでは最下位?よくても4位でしょうか?いえいえ実は1位です。
2011年(1位)と2023年(6位)と比較して見ましょう
- 7 大島 洋平 0.289 0 0.650
- 8 岡林 勇希 0.279 3 0.688
- 9 細川 成也 0.253 24 0.780
- 5 石川 昂弥 0.242 13 0.676
- 2 宇佐見 真吾 0.282 3 0.694
- 3 ビシエド 0.244 6 0.641
- 4 村松 開人 0.207 1 0.492
- 6 龍空 0.187 1 0.456
一位になれたその圧倒的投手陣を紹介!
頑張りすぎた投手陣
- 吉見 一起 26登板 18勝3敗 防1.65 最優秀防御率 最多勝 最高勝率
- ネルソン 31登板 10勝14敗 防2.54
- チェン 25登板 8勝10敗 防2.68
- 川井 雄太 16登板 5勝3敗 防2.39
- ソト 22登板 5勝1敗 防1.73
- 鈴木 義広 55登板 2勝1敗 防1.08
- 小林 正人 58登板 5勝0敗 防0.87
- 浅尾 拓也 79登板 7勝2敗10セーブ 防0.41MVP 最優秀中継ぎ投手
- 岩瀬 仁紀 56登板 0勝1敗37セーブ 防1.48
吉見選手と浅尾選手がすごすぎたこの時代…
吉見選手だけで貯金が15!浅尾選手は中継ぎとして初のMVPの受賞、シーズン終盤には抑えとして試合を締めくくることもありました。
QSならぬDQS(ドラゴンズクオリティースタート)とは?
現代野球では6回3失点で試合を作ったと言われますが、当時のドラゴンズだと、7回2失点では、ローテから落ちてしまうような投手陣でした。ドラゴンズの打線で3得点もできる時はほとんどありませんでしたからね。
2011年シーズン序盤は苦しむ
こちらがシーズン中の貯金推移。8月半ばには5位に落ち込んでいる時期もありました。それが9月以降になると勝率が驚異の7割越え
当時は全く打たれる気がしませんでした
この頃に先発に加わったソト選手の加入と、ブランコ選手の怪我からの復活で、一気に後半戦を勝ち抜きましたね。
摩訶不思議の日本シリーズ
日本シリーズの対戦相手のホークスは史上最強といわれていました。
1勝でもすれば御の字といわれるレベル。
- (遊) 川崎宗則 .267 *1 37
- (二) 本多雄一 .305 *0 43
- (左) 内川聖一 .338 12 74
- (一) 小久保裕紀 .269 10 48
- (指) 松中信彦 .308 12 36
- (三) 松田宣浩 .282 25 83
- (右) 多村仁志 .241 *4 36
- (中) 長谷川勇也 .293 *4 34
- (捕) 細川亨 .201 *1 20
打線の厚みがドラゴンズと違いすぎる、、4-0で終わるといわれたシリーズは何と最終戦までもつれ込みました。
(Wikipediaより)
こちらの試合結果を見ていただければ明らかでしょうが、とにかくドラゴンズは点を取らない、7試合やってなんと7点しか取れませんでした。なんと7試合やってのチーム打率は0.155!当時はグランパスのほうが点を取るといわれていましたね。
井端のピッチャー返しでサーバーダウン
この日本シリーズが瞬間的に最高に盛り上がったのは、第7試合の9回に起こったことでした。
当時の、ソフトバンクのセットアッパー、ファルケンボークのボールに掠りもしなかったドラゴンズ打線、、、しかし、最後の打席で井端選手がピッチャー返しをファルケンボークが直撃!そのまま負傷交換してしまうという事態に、、、
その時、Twitter・2chのサーバーがダウンしてしまうほど、ユーザーが書き込んでしまい、井端のピッチャー返しは必要以上に有名になってしまいました。
おわりに
いかがでしたか?今回は、働けくそ打線といわれながらも優勝をした『2011年のドラゴンズ』をテーマに投稿しました。
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