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【プロ野球】罰金・制裁金ランキング

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プロ野球では、特定のミスやサイン見逃し、チームの規律に対して違反するような行為があった場合、だいたいどのバッターにも罰金が生じる可能性があります。

今日はこれまでのプロ野球であった、プロ野球の罰金を紹介します。

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プロ野球罰金ランキング

  1. 審判への侮辱行為 5~10万
  2. 報復死球 50万~75万
  3. 監督退場 80万
  4. 乱闘 90万
  5. 骨折 500万
  6. ドーピング 750万
  7. 球場確保を怠る 3000万
  8. 審判にボール投げつけ 4000万

審判への侮辱行為 5~10万

審判への侮辱行為は5~10万円の制裁金が課されることが多い。基本的に審判に抗議できる権利を持っているのがチームの監督のみであり、選手やコーチが審判に対して抗議をするなかで、侮辱行為と判定されることケースが目立つ。これは今まで多くのシーンで見られてきたため具体例は割愛。

報復死球 50万~75万

審判団が「報復行為」であると判断したプレーについては、報復を行った選手や監督が退場となります。デッドボールでなくても報復の意図を審判が感じ取った時点で退場です。近年で最も多くの退場者を出した試合を紹介します。

2019年8月13日の西武VSオリックス の報復死球

この試合では死球を巡って乱闘が発生し、最終的に3名が退場する荒れた展開となりました。

  • 西武はこの試合までにオリックスに17個の死球を与えていた
  • 4回表西武・森脇がこの日3つ目の死球を若月に与え、これをきっかけに乱闘が発生。
  • 乱闘の中で、オリックス・佐竹コーチが暴力行為により退場し、試合は警告試合に。
  • その直後の4回裏オリックス・田嶋が西武・森に死球を与え、報復行為と判断され一発退場
  • 9回には、西武・平良が福田に押し出し死球を与え、同じく一発退場

監督退場 80万

基本的に審判に抗議できる権利を持っているのがチームの監督のみと紹介しましたが、抗議が度を過ぎると審判から退場処分が下されます。特に印象的だったDeNAの中畑監督のエピソードを紹介します。

2015年 DeNA VS 楽天 監督退場

DeNA・中畑清監督は、審判への暴力行為により退場となり、制裁金40万円の処分を受けました。

  • 6回無死一、二塁の場面、小山のバントで三塁へ滑り込んだ島内がセーフと判定されたことに対し、中畑監督が抗議。
  • 橋本三塁塁審に詰め寄る中で、胸や右肘が審判の体に接触し、これが「暴力行為」と判断され退場に。
  • 今季2度目の退場であり、前回(4月16日・広島戦)も厳重注意と制裁金20万円が科されていた。

中畑監督は退任後、次退場処分になった場合は80万円を課すと事前に通告を受けていたことを告白。退場処分を積み重ねることで罰金が倍増していくことがわかりました。

乱闘 90万

審判への暴行や侮辱行為、退場処分等の合わせ技によって、乱闘が発生した場合制裁金が跳ね上がる場合があります。刑事処分まで行った大きな乱闘を紹介します。

2000年5月6日 中日 vs 横浜戦 

この試合では、判定を巡る抗議が乱闘に発展し、主審が負傷する事態に。最終的に3名が退場処分を受け、さらに出場停止や罰金処分、刑事告発にまで至りました。

  • 7回裏 中日の攻撃中、立浪和義への内角球を橘高主審がストライクと判定
  • 判定に不満を示した立浪が主審の胸を突いたとして退場処分。
  • 直後に星野仙一監督が橘高主審に体当たりし、さらに中日ベンチから選手・コーチが詰め寄る。
  • 大西崇之が橘高主審の胸付近を殴打し、主審は右肋骨骨折および肩・背中などの軽傷
  • 処分内容
    立浪和義:退場、5日間出場停止+罰金20万円
    星野仙一監督:退場、5日間出場停止+罰金50万円
    大西崇之:退場、10日間出場停止+罰金20万円
  • 一般人2名により3者が名古屋地検に傷害罪で刑事告発されるも、
     ・橘高主審が被害届を提出していない
     ・すでにNPBから制裁が科されている
    という理由で、書類送検後に起訴猶予処分

骨折 500万

球団施設の破壊と同時に自信の骨を折ってしまった選手がいます。具体的な話を紹介します。

2019年8月3日 DeNA VS 巨人 冷蔵庫殴打事件

2017年から4年間で219試合に登板し、1年目には日本シリーズ進出にも貢献した実力派のパットン投手。しかし、ファンの間では2019年の冷蔵庫殴打事件が強烈な印象を残しました。

  • 巨人戦の8回に登板するも、1死も取れず2失点で降板
  • ベンチに戻った直後、設置されていた冷蔵庫を右手・左手・再び右手と3発殴打
  • 結果、右手の指を骨折し、米国に戻って手術を受けることに
  • この怪我によりシーズンは終了球団から制裁金500万円が科されました。

ドーピング 750万

プロ野球には使用が禁止されているものが何点か存在する。ドーピング検査にプロ野球史上初めて、ひっかかり制裁金750万円をかされた例を紹介する

ガトームソン投手、育毛剤で出場停止処分

ヤクルトで先発投手として活躍し、2006年にはノーヒットノーランを達成するなど印象的な成績を残したガトームソンはドーピング検査に引っかかりました。

  • 2007年8月、ガトームソンはドーピング検査に陽性反応を示し、20日間の出場停止と罰金処分を受ける。
  • 日本プロ野球界でのドーピング違反第1号という事例に。
  • ヤクルト在籍時代から禁止薬物に該当するとの警告を受けていたが、服用を継続していたとされる。

球場確保を怠る 3000万

ここまでの金額になると、具体例で紹介する

問題の発端

日本シリーズ期間中、12球団には本拠地球場の確保義務があるにもかかわらず、ダイエーの本拠・福岡ドームが別団体に貸し出されていたことがシーズン中に発覚。

処分と影響

  • ダイエー球団は罰金3000万円の処分を受ける。
  • 日本シリーズの日程は大幅に変更
     第1・第2戦(10/21, 22)を東京ドームでダイエーが連勝
     本来は10/23が移動日、24日から福岡3連戦の予定だったが、
     移動日なしで23日に福岡で第3戦を強行開催
     24・25日は試合なしという異例のスケジュール
  • この混乱後、巨人が第3戦以降4連勝し、逆転でシリーズ制覇。

審判にボール投げつけ 4000万

1998年の阪神戦で、巨人のガルベス投手が前代未聞の審判への報復投球を行い、大騒動となりました。

ことの発端

  • 試合中、ガルベスは橘高主審の判定にたびたび不満を表す態度を取っていた。
  • 6回、阪神・坪井にホームランを打たれ、降板を告げられて苛立ちを爆発
  • ベンチへ戻る際手にしていたボールを主審・橘高へ投げつける暴挙に出る。
  • 直撃は避けられたが、即時退場に。

処分とその後

  • 巨人球団はガルベスに無期限出場停止処分罰金4000万円を科す。
  • セ・リーグはシーズン残り全試合の出場停止を命じる。
  • 騒動の責任を取り、長嶋茂雄監督が頭を丸刈りにする姿を見せるなど、騒動は社会的にも波紋を広げた。
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プロ野球の罰金は誰が使用するの?

プロ野球の罰金は球団イベントに使用されることが多いです。たとえば、納会や優勝パレード、決起会などですね。年間を通じで選手からの罰金をプール(積立)していき、イベントでまとめて使用します。

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