いまの小学生は、野球のルールを全く知らない人がいるようです
私が小さい頃は野球のルールは説明せずともみんな遊ぶことができました。
今は野球のルールは若い世代にあまり知られていないらしい
こちらからの引用です。
息子(中1)の体育の授業で野球だかソフトボールだかをやったそうだが、クラスの男子ほとんどがルールよくわかっておらず、「打ったら走るんだっけ?」「守備ってどこにいればいいんだっけ?」みたいな状態だったそうで、ほとんどが手探り状態で一部の詳しい生徒に手助けしてもらったりしたそうだ。
私が小中のころは、野球は知ってて当然という風潮がありました。
時代は変わるんだなとおもった。ヤジを飛ばすような粗暴な生徒もおらず、全員で手助けしていたようでとてもうらやましかった。いい子たちだ。それと息子の体育教師は特にルールやゲームの進み方などを教えることはせず、野球は常識みたいな状態で授業をやったそうで、ついていけてない生徒は混乱状態だったようだ。
野球人口が減少しているのはこの辺が原因なのかも?
ここら辺は私の小中の頃と変わらないなと思った。野球の進め方とかルールとか、いやそれよりも楽しみ方というのを教えてくれれば興味もったかもしれないのに。
野球の人気は減っているのか
歴代の巨人戦の視聴率の推移
※2010年以降は巨人戦の平均視聴率は未公開になりました。
年度 | 平均視聴率 | 象徴的出来事 |
1980年 | 20.70% | 王貞治引退 |
1983年 | 27.10% | 原辰徳MVP |
1990年 | 20.60% | 西武黄金時代 |
1994年 | 23.10% | イチローが台頭 |
1999年 | 20.30% | 最後の平均20%超え |
2001年 | 15.10% | イチローがメジャー移籍 |
2006年 | 9.60% | 第1回WBC優勝 |
2010年 | 8.40% | 過去最低水準 |
巨人戦の歴代視聴率は常に下降傾向です。2022年の開幕戦では視聴率が二桁にも到達することができませんでした。
20年前は10人に2人が観戦していたのが今では考えられません。
MLBのWS(日本シリーズ的なもの)の視聴率は年々低下
野球の不人気化は日本だけの問題ではなさそうです。
- 野球だけでなく、ゴルフ、テニス、競馬、その他のスポーツで視聴率は大きく低下。
- テレビ番組の多様化、テレビゲームの普及、NetflixやYoutube等 ネットコンテンツの増加など 娯楽としての候補が増えたことで、スポーツ番組を見なくても 楽しめるようになった。
- 1968年には任天堂のファミリーコンピューターすらなく、娯楽が少なかった。
- アメリカ国内で、野球をプレイする人は約1560万人(2017年)もいる。
- ワールドシリーズ以外に、自分の見たい番組が現れた、視聴率が 年々割れているというのが大きい
観客動員数で調査
※コロナ禍前の2019年までのデータを収集
- 2019年は全球団で2013年より増加
- セ・リーグでは、2013年以降、まず広島東洋カープが大幅に増加。2014年には「カープ女子」が流行語として話題となりました。
- 横浜DeNAベイスターズが猛烈な追い上げを見せ、増加率は2016年に追いつき、2019年には大きく引き離しました。
- 昔から人気のあった読売ジャイアンツに関しては、2013年から入場者数はほとんど変わっていません。
- パ・リーグでは、東北楽天ゴールデンイーグルスが増加している。
- 千葉ロッテマリーンズも、波はあるものの入場者数は増加傾向
小学生がなりたい職業で調査
一方で日本FP協会発表の「小学生のなりたい職業(2017年度)」の集計結果(2017年)がこちら
【男子】
- 1位:サッカー選手
- 2位:野球選手
- 3位:医師
- 4位:ゲーム制作
- 5位:建築士
- 6位:ユーチューバー
- 7位:バスケ選手
- 8位:大工
- 9位:警察官
- 10位:科学者
【女子】
- 1位:看護士
- 2位:パティシエ
- 3位:医師
- 4位:保育士
- 5位:デザイナー
- 6位:獣医
- 7位:薬剤師
- 8位:美容師
- 9位:教師
- 10位:漫画家
引用元:日本FP協会
サッカー選手になりたい人が野球選手を抜かしたみたいです。
情報はこちらから
実際に野球の人口は減っているのか?
高校野球の出場高数で調査
- 野球は最低でも9人が必要な部活動である。少子高齢化もあるが、野球人口の減少が甲子園に出場を希望する高校数の減少にもつながっている。
- 2010年以降は出場校数は毎年減少しており、今は歯止めが利かない状態になっている。
- 秋の大会は2学年で9人の選手を集めないといけないことからさらに出場できる高校は減っている。
野球人口
野球人口は極端に減っているわけではありません。しかし増加しているわけではありません。
若い年代で減っていることは確実なので、草野球の参加者は増えているんでしょう。
今は野球は若い世代に不人気なのか?
- 野球人口は若い年代を中心に減少している
- おじさん世代は野球熱が高い
- 野球の視聴率は年々減少している
- 観客動員数は年々増加傾向にある
野球人気がなくなっているとは言い切れないように感じました。
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