2022年のオフシーズンから始まった現役ドラフト。
現役ドラフトで移籍したチームで活躍した選手もいるように、より活躍の場が期待できるファンも楽しみなイベントです。
この記事では、現役ドラフトの条件や昨年の傾向、現在のチーム成績から、今年の広島カープの現役ドラフト候補選手を予想していきます。
2025年広島カープの現役ドラフト対象選手は誰?
現在の現役ドラフトのルールから、広島カープの現役ドラフトの対象選手をまとめると以下のとおりです。
※所属/年齢は2025年シーズン開始時点のものです。
広島カープの現役ドラフト対象者5000万~1億円の選手
広島カープの現役ドラフト対象者1,500万~5000万円の選手
広島カープの現役ドラフト対象者~1,500万円の選手
対象選手の中で広島の現役ドラフト予想は誰?
2025年広島カープの現役ドラフト候補は中村健人選手/高橋昂也選手/遠藤淳志選手です。
中村健人選手
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2021年ドラフト3位で入団した外野手。打撃成績がなかなか思うように残せず、苦しんでいます。
カープの外野は、末包選手をはじめ、ファビアン選手や野間選手が打率をしっかり残しています。離脱の秋山選手や若手の選手も2軍で成績を残していることも考えると、争いは激化。外野でチャンスがある球団で、チャンスを狙うのもいいのかもしれません。
高橋昂也選手
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2016年ドラフト2位で入団した高校BIG4のひとり。2019年にトミージョンを受けて、昨年の最後には良い投球を見せてくれました。ですが、現状ファームで防御率.450と苦しんでいます。
いいものを持っている左腕だけに、欲しい球団もあるでしょう。現役ドラフトで、新しい環境に行く可能性もあります。
遠藤淳志選手
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2017年ドラフト5位で入団した投手。毎年1軍での登板はあるものの、安定した成績が残せず、定着できていません。ただ、2軍で150キロ台を連発した試合もあり、持っているものは素晴らしく、1軍への招集が心待ちにされています。
今年の成績次第でもありますが、昨年のカープは、現役ドラフトでいい選手を出し、はやめの順番を獲得しようとする戦術も見られました。今年もいい選手を出して、はやい順番を獲得しようとする場合、ピックアップされる可能性があります。
現役ドラフトの条件は?
現役ドラフトの対象条件・年齢制限は?
- 年俸5000万円未満
※1名は5000万円以上1億円未満でもOK - シーズン終了後から2024年シーズンにかけてトレードされてない
- FA権を保有・行使していない
- 日本人かつ、支配下登録選手である
- シーズン終了後に育成から支配下登録されてない
- 複数年契約をしていない
現在のドラフトルールをまとめると、対象者は上の条件を満たす必要があります。
現役ドラフト対象外の条件
- 年俸5000万円以上の選手
(1名に限り、1億円未満の選手を対象可能)
(上記選択をした場合、5,000万円以下の選手を追加でリストアップしなければならない)※2023年に追加 - 前年のシーズン終了翌日から、トレードされた選手
- シーズン終了後に育成から支配下登録した選手
- FA権を行使したことがある・FA権を保有している選手
- 育成・外国人選手
- 複数年契約の選手
逆に、現役ドラフトの対象外になる選手の条件がこちらです。
年齢などの制限はありませんが、FA権保有者や行使している人、複数年契約の選手は現役ドラフト候補から外れます。
なので、ベテラン選手ほど候補から外れやすい傾向はあります。
過去の現役ドラフトで選ばれやすい選手の傾向
現役ドラフトの移籍時の年齢は何歳くらい?

現役ドラフトで移籍した時の平均年齢は26歳でした。
現役ドラフトの条件からも、ベテランより若手が選ばれていることがわかります。
22~26歳で半分以上を占めています。
22歳より若い選手が選ばれたことはまだありません。
現役ドラフトの年俸はいくらくらい?

移籍対象選手の平均年俸は1,684万円です。
1660万円以下が半数以上を占める結果になっています。
現役ドラフトのポジション傾向は?

ポジションでは、半数以上が投手です。
2024年の現役ドラフトでついに捕手が選ばれました。
2025年の広島カープの補強ポイントは?
2025年の野手成績

ファビアン選手の活躍により、打線に厚みが生まれたことで安定した成績を残せているでしょう。粘り強いバッティングで、全体的にはリーグ平均的な数字を残すことができていますが、しいて言うならセカンド菊池選手の代役が欲しいです。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2025年の投手成績

九里選手がいなくなった穴を感じないほど、盤石です。特にリリーフの安定性が素晴らしいです。
WHIPの成績もかなり良く、ランナーがあまり出ていないのも失点が少ない要因でしょう。
広島カープの年齢分布図

全体的な選手の高齢化が否めません。
スタメンの選手もベテランの選手が多く、そろそろ若手の活躍も見たい気持ちも…。
ずっとカープを引っ張ってきた、菊池選手や野間選手の後釜を見つけていきたいですね。
2025年広島カープの現役ドラフト予想
今までの現役ドラフトの傾向やチーム状況を踏まえると、2025年の広島カープの現役ドラフト予想選手は以下のとおりです。
- 中村健人選手
- 高橋昂也選手
- 遠藤淳志選手
よくある質問
- Q現役ドラフトはいつ?日程は?
- A
2024年の現役ドラフトは、12月6日でした。
2025年の現役ドラフトの日程は、12月8日(月)と予想されます。
発表され次第、更新致します。
- Q現役ドラフトのルールは?
- A
現役ドラフトのルールを簡単にまとめると以下のとおりです。
- 指名対象として各球団2名の支配下登録選手の名簿提出
- 各球団最低1名の選手を指名する
- リストアップ対象外の基準がある
- 事前選挙システムが導入されている
現役ドラフトは、先ほど紹介した現役ドラフトの対象者から2名ずつ名簿を提出します。
そして各球団最低1名ずつ、指名していくルールです。
より詳しい現役ドラフトのルールについてはこちらの記事をどうぞ。
画像付きで、わかりやすく説明しています↓
- Q現役ドラフトの対象条件・年齢制限は?
- A
対象条件・年齢制限は以下のとおりです。
- 年俸5000万円未満
※1名は5000万円以上1億円未満でもOK - シーズン終了後から2024年シーズンにかけてトレードされてない
- FA権を保有・行使していない
- 日本人かつ、支配下登録選手である
- シーズン終了後に育成から支配下登録されてない
- 複数年契約をしていない
逆に以下の条件に当てはまる場合は、現役ドラフトのリストアップ対象外になります。
- 年俸5000万円以上の選手
(1名に限り、1億円未満の選手を対象可能)
(上記選択をした場合、5,000万円以下の選手を追加でリストアップしなければならない)※2023年に追加 - 前年のシーズン終了翌日から、トレードされた選手
- シーズン終了後に育成から支配下登録した選手
- FA権を行使したことがある・FA権を保有している選手
- 育成・外国人選手
- 複数年契約の選手
- 年俸5000万円未満
- Q2025年阪神タイガースの現役ドラフト候補選手は誰ですか?
- A
候補選手は以下のとおりです。
- 中村健人選手
- 高橋昂也選手
- 遠藤淳志選手
現状、自チームの中でポジション的に厳しかったり、環境を変えた方が良い方向になる選手を優先的に上げました。
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