戦力外通告は応援している選手が見れなくなる寂しさもありますが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道。この記事では、ファイターズの現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
ファイターズのチーム成績・戦力分析
まず最初に、現在のファイターズのチーム成績から、戦力として十分な部分と足りていない部分を分析します。
そこから戦力構想外通告を予想していきたいと思います。
2025年の野手成績

開幕してから1巡しましたが、打線は若干寂しいですね。その中でも勝ち切っているところが、今後につながりそうなところです。万波・レイエス選手は流石の一言。センターの打力不足も深刻で台頭・復調、なんでもいいので誰かが出てきて欲しいところ。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2025年の投手成績

開幕から一巡して、ピッチャー人はまずまずの成績を残しています。
選手層・年齢層のバランス

現在の年齢層は若手も多く、バランスが良いことがわかります。やや極端だった2024年ドラフトを踏まえると野手の指名は2025年のオフに確実に実施するでしょう。18~22歳の若手の捕手が現状いないので、今年1人取る可能性がありますね。
ファイターズの戦力外・退団・自由契約候補は?
上原健太(投手)
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2015年ドラフト1位で入団した大卒投手で、プロ10年目。昨年は開幕ローテで始まるも、請求を書き、7登板で防御率9.24と悔しい結果に。ファームでも安定した成績は残せていない。
福田俊(投手)
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2018年ドラフト7で入団したプロ7年目。昨年は1軍出場が2試合と結果を残せなかった。今年はファームでも投げておらず、姿はあるものの登板なし。
石川直也(投手)
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2024年はファームでチーム最多の36試合に登板するも、一軍から声がかからなかった。手術後から球威が上がらず苦しんでいます。
根本悠楓(投手)
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2020年ドラフト5位で入団した高卒左腕。昨年は1軍に呼ばれるも、制球に苦しみ、防御率14.54、K/BB0.57と大苦戦。一軍から声がかからないなら、可能性あり。
清水優心(捕手)
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2014年ドラフト2位入団した11年目の捕手。昨年は5月に1軍昇格するも、12試合の出場にとどまり、打率.143。いい捕手がそろっているからこそ、厳しいか…。トレードの可能性もありそう。
戦力外通告を受ける人数は?
2024年 | 2023年 | 2022年 | |
---|---|---|---|
戦力外を受けた人数 | 183名 | 205名 | ー |
戦力外を受けた中で支配下登録だった人数 | 126名 | 98名 | 70名 |
再契約した選手 | 65名 | 49名 | ー |
再契約しなかった選手 | 118名 | 156名 | ー |
昨年の戦力外通告の結果をみると、1球団当たり12人が戦力が通告を受けています。
2023年と比べると、戦力外通告を受けた人は減り、再契約した選手が増えていることもわかります。
例年通りで考えるのであれば、支配下登録の選手から1球団あたり約8人通告されることが予想されます。
2025年のファイターズの支配下登録人数
ファイターズの支配下登録選手は現在、名です。(2025年現在)
支配下登録できる選手は最大70名までなので、枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?

戦力外通告の期間は、第1次と第2次の2回あります。
第1次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第2次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 10月6日(月)?~10月10日(土)まで
- 10月20日(月)?~11月2日(日)?まで※
日本シリーズ出場チームは11月7日(金)?まで※
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
ファイターズの戦力外・退団・自由契約が発表された選手
※発表され次第、更新致します。
ファイターズで引退を発表した選手
※発表され次第、更新致します。
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