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プロ野球暗黙のルール|不文律・アンリトンルールとは?

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プロ野球の暗黙のルール(アンリトンルール)とは?

BASEBALL BUZZ運営者のくま(@Xアカウント)です。

各スポーツには暗黙のルール(アンリトンルール)というものが在ります。

  • 例:サッカーの暗黙のルール
    けが人が出た場合意図してボールアウトにする
  • 例:卓球の暗黙のルール
    11-0で試合を勝利してはいけない
  • 例:バスケの暗黙のルール
    点差が開いた時のラスト1プレーは点数を撮ってはいけない
今日は、プロ野球の暗黙のルールと不文律について解説します。

この記事を読んだらこれがわかる

  1. NPBの暗黙のルールの全て
  2. MLBの暗黙のルールの全て
  3. 暗黙のルールを破ったらどうなる?

BASEBALL BUZZ運営者のくま(@Xアカウント)です。

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NPB・MLBで共通 暗黙のルール

実は、NPBとMLBでは順守している不文律は違います。初めにNPBとMLBで同一の不文律を紹介します。

3ボール|0ストライクの際どいコースはストライク

カウント別のストライクゾーンジャッジの厳しさ

1.02様より引用

不文律的には、3ボール0ストライクでの、審判のジャッジは投手有利にする必要があります。実際には、ルールブックに細かく決められたソーンがありますが、カウント別にコールするゾーンとしないゾーンがわかれているのが実情です。

MLBでは『AI審判』を導入しようとする動きがあります。近年中にも日本に導入される動きでしょう。

↓詳しくはこちら

セカンドランナーはキャッチャーのサインをバッターに伝えてはいけない

サイン盗みとは

相手チームのサインを盗み見て解読し、味方に伝えること

です。

これはかつてMLBのアストロズが実施して社会的に問題になりました。

YouTubeで「アストロズ サイン盗み」と検索すると、わかりやすいまとめがありますよ。

↓詳細はこちら

選手はストライクボールについての審判に文句を言えない

選手は審判へのジャッジに口を出す権利は、一部※を除いでありません。特に厳しく、判定されるのはストライクコールのジャッジについてです。少しでも不満を見せると退場になるケースがあります。

※キャッチャーがバッターへのスイングを塁審に確認することのみ、権利を有している。

過去には、イチロー選手ですら退場になったことがあります。ストライクゾーンをなぞる行為は一概に退場処分になります。

乱闘になった場合はバットなどを使用せず、素手のみで行うこと

スポーツマンとしては、当然ですが道具を使った乱闘は禁止されています。

選手によってはアンバサダー契約をした道具を使用してプレイしている選手もいます。

そのスポンサーのメイン商品を貶める行為は、球団からも意図的にやめるように指示されているみたいです。

6点以上差がある場面でのバント・盗塁3ボールから打ちにいく行為

野球では大勢が決まった場合、追い打ちをかけるような行為は違反とされています。

その中でも顕著なのが、6点差以上での盗塁・バントです。細かい技を使う場面ではないのに不要なことをするなということですね。

※高校野球では、問題ないとされています。

報復のデッドボールをするときに頭を狙ってはいけない

不文律を守らなかった場合、相手の主要選手にデットボールをぶつけることで、鬱憤を晴らすのが一般的になっています。

その際に、命の危機に関わる箇所を狙うのは禁止されています。必要以上の行為は報復の範囲を超えているとみなされるのです。

ノーヒットノーラン中のバント

投手がノーヒットノーラン中にバントヒットを狙うことを禁じています。ノーヒットノーラン中は真剣勝負に徹する必要があるようです。

※2022年はノーヒットノーランが5回も発生しました。ノーヒットノーランが5回も発生するのはどれくらい以上なのか検証しています。

ポアソン分布計算ツール

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NPBのみ 暗黙のルール

投手が打席に立った時の内角攻め

投手は一般的に打席の内容がよくないのが普通です。そんな投手にインコースを責めた結果怪我させるわけにはいきませんよね。

大谷選手の場合は、インコースにしっかりボールを投げられいます。MLBでは投手がバッターボックスに立つことはほとんどありません。DHの導入についてはこちら

ピッチャーはバッターに当てても謝まらないといけない

この記事を読んでいるあなたは当然だと思うでしょう。デットボールを当てた時に謝るのは日本だけです。

海外リーグの場合、デッドボールを当てた後で、謝ってはいけないといわれています。ベストパフォーマスを発揮したうえで当ててしまったものは、仕方ないので謝る必要がないということです。

イニング途中に交代した投手は、次の投手がマウンドに登るまで待つ必要がある

投手がイニングの途中に降板することはよくあります。次の投手がマウンドに来てくれるまで待つ必要があるのが日本の野球の特徴です。一方でMLBの場合は、自分の仕事をはたしたんだからもう帰ってもよい。という意思のもの早めにマウンドを去る選手もいます。

引退試合の時、引退する打者にストレート勝負をする

引退した選手へのリスペクトを込めて、ストレート勝負をするのが一般的です。個人的に好きなのは引退試合での井口資仁選手です。

引退試合の時、引退するピッチャーから三振をする

これは投手が引退する場合です。

優勝争いしている場合

シーズン終盤に優勝争いをしていた場合は、真剣勝負になる場面もあります。しかし、引退試合はシーズン終盤の話です。引退選手がいようが真剣に戦う場合もあります。やはり有名なのは、村田選手です。

投球モーションに入った後にバッターボックスから外れる

投手が投球モーションに入ったら、バッターボックスから外れたらいけません。これは投手に対するリスペクトが足りていないと言われています。

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MLBのみ 暗黙のルール

ピッチャーはバッターに当てても謝ってはならない

大谷選手は、日本時代の癖が抜けず謝ってしまったことがあります。

海外リーグの場合、デッドボール当てた後で、謝ってはいけないといわれています。ベストパフォーマスを発揮したうえで当ててしまったものは、仕方ないので謝る必要がないということです。

くま
くま

謝る=故意的に狙った
と捉えるのが海外リーグの特徴です。

ホームランを打った際の大げさなガッツポーズ

ホームランを打った場合のガッツポーズはMLBでは禁止されています。サヨナラホームランの場合は、報復デットボールの機会がないため、派手に喜ぶ選手も多いです。

くま
くま

必要以上に喜ぶと、相手へのリスペクトが足りていないとみなされます。

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MLBとNPBで違う理由

全ての野球関係者に尊敬(リスペクト)が必要と言いましたが、国によって価値観はさまざまです。

点差が離れているとき、

  • メジャーでは、手を抜くのが相手を尊敬(リスペクト)
  • 日本では、手を抜かず全力でプレーするのが相手を尊敬(リスペクト)

となっています。

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不文律を破ったらどうなる?

暗黙のルール|不文律を破った場合、相手チームの該当選手にデットボールをぶつけるのが一般的です。

該当選手が複数いる場合や、明確な該当選手がいない場合は、チームの主力選手に報復デットボールをぶつけます。

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