戦力外通告は、応援している球団から選手がいなくなる寂しさがありますよね。
ですが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道でもあります。
この記事では、東北楽天ゴールデンイーグルスの現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
楽天イーグルスのチーム成績・戦力分析
2024年の野手成績
一塁手の運用でかなり悩まされていることがわかります。昨年まで、メインで守っていた浅村選手がコンバートされ、リーグ平均を下回っていることがわかります。単純な長打力を表す数値(IsoP)はかなり低い数字になっており、若手のスラッガーがいないことがわかります。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2024年の投手成績
近年は特に先発陣の投手成績が良くなくて、苦労していますが、その傾向は2024年変わることがありません。今年は大炎上する試合も多いため、印象以上に数字は悪くなってしまいます。
選手層・年齢層のバランス
近年は、投手を多く指名したため、野手の選手層のバランスが良くないです。23~26の外野手がおらず、数年後困る可能性が高いです。辰巳選手、小郷選手が30歳を超えてくるまでには、次に期待できる選手が確実にほしいです。ただし、先発投手の成績は相変わらず悪く、即戦力投手も積極的に指名したい。
戦力外通告を受ける人数は?
昨年の戦力外通告の結果をみると、12球団の支配下選手のうち98名が戦力外通告を受けています。
1球団当たり、8.1人でした。
2022年は支配下選手70名が戦力外通告を受けて、1球団当たりが5.8人と比べると、多かったことがわかります。
楽天イーグルスの支配下登録の人数
楽天イーグルスの支配下登録の選手は現在65名です。(2024年4月22日現在)
支配下登録できる選手の人数の上限は70名なので、5枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?
戦力外通告の期間は、第一次と第二次の2回あります。
第一次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第二次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 9月30日(月)~10月11日まで
- 10月22日(火)~11月4日まで
日本シリーズ出場チームは11月8日(金)まで
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
楽天イーグルスの戦力外・退団・自由契約候補は?
10月29日 平良竜哉選手、辰見鴻之介選手ら戦力構想外
楽天は29日、平良竜哉内野手、辰見鴻之介内野手、育成選手の澤野聖悠内野手に来季の契約を行わないことを通達したと発表した。
平良、辰見には育成契約を打診するという。
Yahoo!ニュースより引用
10月5日 清宮虎多朗選手、高田孝一選手含む8名に戦力構想外通告
楽天は5日、支配下選手の高田孝一投手、桜井周斗投手、吉川雄大投手、清宮虎多朗投手に育成選手では小峯新陸投手、竹下瑛広、柳沢大空外野手、大河原翔外野手に来季の契約を行わないことを通告した。
Yahoo!ニュースより引用
高田孝一
通算成績はこちら
今シーズンは1軍でアピールが必要な立場ですが、2軍でも昨年の成績より下降気味です。年齢的にも来シーズンの契約が怪しいでしょう。
10月5日に戦力構想外通告がされました
楽天は5日、支配下選手の高田孝一投手、桜井周斗投手、吉川雄大投手、清宮虎多朗投手に育成選手では小峯新陸投手、竹下瑛広、柳沢大空外野手、大河原翔外野手に来季の契約を行わないことを通告した。
Yahoo!ニュースより引用
櫻井周斗
通算成績はこちら
2023年DeNAから移籍も、2024年になってからは1軍で安定した成績を残すことができていません。敗戦処理的な立場で出てくることが多かった印象ですが、相手の流れを止めることができませんでした。
10月5日に戦力構想外通告がされました
楽天は5日、支配下選手の高田孝一投手、桜井周斗投手、吉川雄大投手、清宮虎多朗投手に育成選手では小峯新陸投手、竹下瑛広、柳沢大空外野手、大河原翔外野手に来季の契約を行わないことを通告した。
Yahoo!ニュースより引用
山田遥楓
通算成績はこちら
ここ2年で西武→日ハム→楽天と移籍してきた選手です。ムードメーカ的存在ですが、1軍での出場機会はなかなか増えていません。