戦力外通告は、応援している球団から選手がいなくなる寂しさがありますよね。
ですが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道でもあります。
この記事では、阪神タイガースの現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
阪神タイガースのチーム成績・戦力分析
2024年の野手成績
※2024年10月5日時点の情報をもとに作成しています。
2024年も高い選球眼(選球眼の良さを占めるIsoD)は健在です。打率は低いですが、三振数も多くなく戦略面は立てやすい選手が多い印象があります。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2024年の投手成績
※2024年10月5日時点の情報をもとに作成しています
野手に対して、投手はコントロールがいいことがよくわかります。三振を多くとるような投手は少ないんですが、四死球を出すようなケースはほとんどなく、大崩れするシーンは少ないです。
選手層・年齢層のバランス
36歳以上の選手がいない非常に若いチームですが、内野手のバランスがやや悪いように感じます。
23~26歳の選手がいないと数年後苦労することになるでしょう。
戦力外通告を受ける人数は?
昨年の戦力外通告の結果をみると、12球団の支配下選手のうち98名が戦力外通告を受けています。
1球団当たり、8.1人でした。
2022年は支配下選手70名が戦力外通告を受けて、1球団当たりが5.8人と比べると、多かったことがわかります。
阪神タイガースの支配下登録の人数
阪神タイガースの支配下登録の選手は現在65名です。(2024年4月22日現在)
支配下登録できる選手の人数の上限は70名なので、5枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?
戦力外通告の期間は、第一次と第二次の2回あります。
第一次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第二次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 9月30日(月)~10月11日まで
- 10月22日(火)~11月4日まで
日本シリーズ出場チームは11月8日(金)まで
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
阪神タイガースの戦力外・退団・自由契約候補は?
2024年10月1日 片山雄哉選手、高浜祐仁選手、岩田将貴選手、遠藤成内選手が戦力構想外
阪神は1日、加治屋蓮投手(32)、片山雄哉捕手(30)、高浜祐仁外野手(28)、岩田将貴投手(26)、遠藤成内野手(23)の5選手に、来季の契約を結ばないことを通告した。
Yahoo!ニュースより引用
2024年9月30日 加治屋蓮選手が構想外
阪神・加治屋蓮投手(32)が来季の戦力構想から外れていることが29日、分かった
Yahoo!ニュースより引用
秋山 拓巳
通算成績はこちら
抜群のコントロールを持ち味に勝ちを積み重ねてきた投手ですが、今年はスピードがなかなか出ません。2軍でも成績が不安定になってきております。
2024年9月12日引退発表されました
阪神・秋山拓巳投手(33)が今季限りで現役を引退することが12日、分かった。
スポニチアネックスより引用
ミエセス
通算成績はこちら
非常に人気の高い外交人選手であることには間違いありませんが、若手の選手を優先して使う球団方針のため、来季の契約の可能性は低いとみています。
9月26日 ミエセス選手とノイジー選手が戦力構想外
阪神のシェルドン・ノイジー外野手(29)、ヨハン・ミエセス外野手(29)が戦力構想から外れたことが25日、分かった。
Yahoo!ニュースより引用
豊田 寛
通算成績はこちら
逆方向への長打力が魅力な外野手。近本、森下以外の選手が固定できない中でアピールをすることができていません。今年年齢は27歳とレギュラーとしての活躍が期待されていたシーズンでした。
阪神タイガースで引退する可能性がある選手
秋山 拓巳選手、引退発表
阪神・秋山拓巳投手(33)が今季限りで現役を引退することが12日、分かった。
スポニチアネックスより引用