2022年のオフシーズンから始まった現役ドラフト。
タイガースにとって、大竹投手を獲得できたポジティブな印象があるでしょう。
現役ドラフトで移籍したチームで活躍した選手もいるように、より活躍の場が期待できるファンも楽しみなイベントです。
この記事では、現役ドラフトの条件や昨年の傾向、現在のチーム成績から、今年の阪神タイガースの現役ドラフト候補選手を予想していきます。
2025年阪神タイガースの現役ドラフト対象選手は誰?
現在の現役ドラフトのルールから、阪神タイガースの現役ドラフトの対象選手をまとめると以下のとおりです。
※所属/年齢は2025年シーズン開始時点のものです。
阪神タイガースの現役ドラフト対象者5000万~1億円の選手
阪神タイガースの現役ドラフト対象者1,500万~5000万円の選手
阪神タイガースの現役ドラフト対象者~1,500万円の選手
対象選手の中で阪神タイガースの現役ドラフト予想は誰?
2025年の阪神タイガース現役ドラフト予想は、島田海吏選手/小野寺暖選手です。
島田海吏選手
通算成績はこちら
2017年ドラフト4位で入団した外野手。
足が速く、守備も固いのですが、打撃面ではなかなか成績を残せていません。タイガースの外野手はかなり激戦区で出場機会も少ない、という現状。まだまだ上を目指せる選手なので、現役ドラフトで外野手が手薄な球団に行き、活躍するのも1つの可能性としてあると思います。
小野寺暖選手
通算成績はこちら
2019年ドラフト育成1位で阪神に入り、支配下を勝ち取った大砲候補。2023年には43試合に出場し、打率.347と好成績を残すも、2024年は25試合打率.148と、なかなか出場機会がありません。
「もっと見たい!」の声がたくさんある選手なのですが、近年1軍でのスタメン出場が少ない選手です。現役ドラフトで出場機会のある他球団に行ければ、化ける可能性の高い選手です。
現役ドラフトの対象条件は?
現役ドラフトの対象条件・年齢制限は?
- 年俸5000万円未満
※1名は5000万円以上1億円未満でもOK - シーズン終了後から2024年シーズンにかけてトレードされてない
- FA権を保有・行使していない
- 日本人かつ、支配下登録選手である
- シーズン終了後に育成から支配下登録されてない
- 複数年契約をしていない
現在のドラフトルールをまとめると、対象者は上の条件を満たす必要があります。
現役ドラフト対象外の条件
- 年俸5000万円以上の選手
(1名に限り、1億円未満の選手を対象可能)
(上記選択をした場合、5,000万円以下の選手を追加でリストアップしなければならない)※2023年に追加 - 前年のシーズン終了翌日から、トレードされた選手
- シーズン終了後に育成から支配下登録した選手
- FA権を行使したことがある・FA権を保有している選手
- 育成・外国人選手
- 複数年契約の選手
逆に、現役ドラフトの対象外になる選手の条件がこちらです。
年齢などの制限はありませんが、FA権保有者や行使している人、複数年契約の選手は現役ドラフト候補から外れます。
なので、ベテラン選手ほど候補から外れやすい傾向はあります。
最初に挙げた、阪神タイガースの現役ドラフト対象選手は上記の条件から算出しました。
過去の現役ドラフトで選ばれやすい選手の傾向
現役ドラフトの移籍時の年齢は何歳くらい?

現役ドラフトで移籍した時の平均年齢は26歳でした。
現役ドラフトの条件からも、ベテランより若手が選ばれていることがわかります。
22~26歳で半分以上を占めています。
22歳より若い選手が選ばれたことはまだありません。
現役ドラフトの年俸はいくらくらい?

移籍対象選手の平均年俸は1,684万円です。
1660万円以下が半数以上を占める結果になっています。
現役ドラフトのポジション傾向は?

ポジションでは、半数以上が投手です。
2024年の現役ドラフトでついに捕手が選ばれました。
2025年の阪神タイガースの補強ポイントは?
2025年の野手成績

交流戦では連敗があったものの、現在も1位を走っています。
特に、中野・佐藤・近本・森下の4選手が他球団に比べて貯金を作っています。
代打成績は良くはないため、レギュラー陣が好調なうちに編成面で貯金を作りたいです。近本・大山に代われる存在を早く見つけたいでしょう。
阪神タイガースは近本選手のFA権取得の年です。今年はそこを視野に入れたドラフトや選手獲得になる可能性もあります。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2025年の投手成績

投手成績も、リーグ全体でみても安定しています。
特に伊原・デュプランティエが新加入だが安定した投球を披露。
先発投手の安定感に、中継ぎも盤石と投手陣がかなりそろっています。シーズン後半から高橋投手が帰ってきてさらに安定感が増しています。
阪神タイガースの年齢分布図

選手年齢層をみると、阪神タイガースはうまく世代交代していったことがわかります。
欲を言えば、18~22歳の若手投手が少ないので、そこを埋めていくドラフトになる可能性も。
2025年の阪神タイガースの現役ドラフト予想
今までの現役ドラフトの傾向やチーム状況を踏まえると、2025年の阪神タイガースの現役ドラフト予想選手は以下のとおりです。
- 島田海吏選手
- 小野寺暖選手
よくある質問
- Q現役ドラフトはいつ?日程は?
- A
2024年の現役ドラフトは、12月6日でした。
2025年の現役ドラフトの日程は、12月8日(月)と予想されます。
発表され次第、更新致します。
- Q現役ドラフトのルールは?
- A
現役ドラフトのルールを簡単にまとめると以下のとおりです。
- 指名対象として各球団2名の支配下登録選手の名簿提出
- 各球団最低1名の選手を指名する
- リストアップ対象外の基準がある
- 事前選挙システムが導入されている
現役ドラフトは、先ほど紹介した現役ドラフトの対象者から2名ずつ名簿を提出します。
そして各球団最低1名ずつ、指名していくルールです。
より詳しい現役ドラフトのルールについてはこちらの記事をどうぞ。
画像付きで、わかりやすく説明しています↓
- Q現役ドラフトの対象条件・年齢制限は?
- A
対象条件・年齢制限は以下のとおりです。
- 年俸5000万円未満
※1名は5000万円以上1億円未満でもOK - シーズン終了後から2024年シーズンにかけてトレードされてない
- FA権を保有・行使していない
- 日本人かつ、支配下登録選手である
- シーズン終了後に育成から支配下登録されてない
- 複数年契約をしていない
逆に以下の条件に当てはまる場合は、現役ドラフトのリストアップ対象外になります。
- 年俸5000万円以上の選手
(1名に限り、1億円未満の選手を対象可能)
(上記選択をした場合、5,000万円以下の選手を追加でリストアップしなければならない)※2023年に追加 - 前年のシーズン終了翌日から、トレードされた選手
- シーズン終了後に育成から支配下登録した選手
- FA権を行使したことがある・FA権を保有している選手
- 育成・外国人選手
- 複数年契約の選手
- 年俸5000万円未満
- Q2025年阪神タイガースの現役ドラフト候補選手は誰ですか?
- A
候補選手は以下のとおりです。
- 島田海吏選手
- 小野寺暖選手
現状、自チームの中でポジション的に厳しかったり、環境を変えた方が良い方向になる選手を優先的に上げました。
コメント