戦力外通告は、応援している球団から選手がいなくなる寂しさがありますよね。
ですが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道でもあります。
この記事では、読売ジャイアンツ(巨人)の現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
読売ジャイアンツ(巨人)のチーム成績・戦力分析
2024年の野手成績
狭い球場を本拠地にしているチームではありますが、打撃の内容ではやや苦しんでいます。阿部監督に代わって、長打を狙う選手が少し減った可能性があります。特にセンターをメインのポジションにしている選手が軒並み不調です。シーズン中盤で加入したヘルナンデス選手が好調だったのが救いです。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2024年の投手成績
投手成績はかなりいいです。タイガースの陰には隠れていますが、先発中継ぎともに安定感があります。昨年リリーフに不安を抱えていたチームが1年で大きく変化しました。
選手層・年齢層のバランス
ポジション別の年齢層でみるとかなりバランスよく選手がそろっています。
しかし、若手の外野手がスタメンになかなか定着できず、苦しい一面も…。
戦力外通告を受ける人数は?
昨年の戦力外通告の結果をみると、12球団の支配下選手のうち98名が戦力外通告を受けています。
1球団当たり、8.1人でした。
2022年は支配下選手70名が戦力外通告を受けて、1球団当たりが5.8人と比べると、多かったことがわかります。
読売ジャイアンツ(巨人)の支配下登録の人数
読売ジャイアンツ(巨人)の支配下登録の選手は現在65名です。(2024年4月22日現在)
支配下登録できる選手の人数の上限は70名なので、5枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?
戦力外通告の期間は、第一次と第二次の2回あります。
第一次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第二次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 9月30日(月)~10月11日まで
- 10月22日(火)~11月4日まで
日本シリーズ出場チームは11月8日(金)まで
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
読売ジャイアンツの戦力外・退団・自由契約候補は?
10月28日 直江大輔選手が戦力構想外通告
巨人から戦力外通告を受けていた直江大輔投手が3日、ジャイアンツ球場で行われた秋季練習に参加した。10月28日に巨人から来季の契約を結ばないと戦力外通告を受けていたが、球団はこの日までに育成での再契約を打診。
Yahoo!ニュースより引用
9月30日 菊田拡和選手が戦力構想外通告
巨人は30日、菊田拡和内野手ら8選手に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。
Yahoo!ニュースより引用
9月30日 石田 隼都選手・代木大和選手が自由契約
また石田隼都投手、代木大和投手には自由契約とすることを通知した。
Yahoo!ニュースより引用
増田大輝
通算成績はこちら
移植の経歴をもつUTプレイヤーですが、今年はバッティングでアピールすることができていません。年齢的にはアピールできなければ、来季の契約が怪しくなっている年齢になっています。
読売ジャイアンツで引退を発表した選手
10月26日 立岡宗一郎選手が現役引退
巨人・立岡宗一郎外野手(34)が、今季限りで現役引退することが26日、分かった。この日、球団に正式に意思を伝えた。
Yahoo!ニュースより引用
10月22日 梶谷隆幸選手が現役引退
巨人の梶谷隆幸外野手(36)が今季限りで現役を引退することが22日、分かった。
Yahoo!ニュースより引用