戦力外通告は、応援している球団から選手がいなくなる寂しさがありますよね。
ですが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道でもあります。
この記事では、広島カープの現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
広島カープのチーム成績・戦力分析
2024年の野手成績
2024年のカープは全体的にバッティングの調子は良くなかったといえます。近年は外国人選手の活躍がすくないセ・リーグですが、今年のカープは特にその傾向が顕著でした。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2024年の投手成績
投手の能力はかなり高いことがうかがえますが、被安打率が高いところを見ると、運が悪いor守備に不安があることがわかります。先発投手の補強は優先した方がいいでしょう。
選手層・年齢層のバランス
2024年のカープは全体的に選手のバランスは良いですが、32~35の内野手が多いことは気になります。また、主力の外野手が秋山選手/野間選手のため右の外野手が不足していることがわかります。
戦力外通告を受ける人数は?
昨年の戦力外通告の結果をみると、12球団の支配下選手のうち98名が戦力外通告を受けています。
1球団当たり、8.1人でした。
2022年は支配下選手70名が戦力外通告を受けて、1球団当たりが5.8人と比べると、多かったことがわかります。
広島カープの支配下登録の人数
広島カープの支配下登録の選手は現在68名です。(2024年4月22日現在)
支配下登録できる選手の人数の上限は70名なので、2枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?
戦力外通告の期間は、第一次と第二次の2回あります。
第一次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第二次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 9月30日(月)~10月11日まで
- 10月22日(火)~11月4日まで
日本シリーズ出場チームは11月8日(金)まで
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
広島カープの戦力外・退団・自由契約候補は?
10月29日 小林樹斗選手、内間拓馬選手に戦力構想外
広島は29日、小林樹斗投手(21)と内間拓馬投手(25)に来季の契約を結ばないことを通達したことを発表した。これで今オフに戦力外通告を受けた広島の選手は8人となった。
Yahoo!ニュースより引用
10月8日 戸根千明選手、曽根海成選手を含む計6名の選手に戦力構想外通告
広島は8日、岡田明丈投手(30)、戸根千明投手(31)、曽根海成内野手(29)、育成の藤井黎來(25)、坂田怜(25)、新家颯(21)の計6人に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。
デイリースポーツより引用
10月5日 岡田明丈投手、薮田和樹投手を含む6選手に戦力構想外通告
広島は5日、岡田明丈投手、薮田和樹投手、三好匠内野手、育成の行木俊投手、中村来生投手、木下元秀外野手の6選手と来季の契約を結ばないと発表した。三好は引退、その他の選手は現役続行を希望している。
スポーツ報知より引用
シャイナー
通算成績はこちら
デビットソンとの契約を打ち切り新たに獲得した外国人選手ですが、期待したコンタクト力の高さを発揮することはあまりありませんでいた。カープは見切りが早く、契約延長はなかなかないでしょう。
戸根千明
通算成績はこちら
2024年にジャイアンツから移籍してきた中継ぎ左腕投手。なかなか安定した投球を続けることができておらず、請求円で苦しんでいることがわかります。
10月8日に戦力構想外となりました
広島は8日、岡田明丈投手(30)、戸根千明投手(31)、曽根海成内野手(29)、育成の藤井黎來(25)、坂田怜(25)、新家颯(21)の計6人に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。
デイリースポーツより引用
広島カープで現役引退を発表した選手
野村祐輔選手が現役引退を発表
野村は球団公式ホームページを通じて「今シーズン限りで引退することを決断しました。カープで13年間プレー出来たことを誇りに思います。私の野球人生の中で3度のリーグ優勝を経験させていただいた事はとても大きな宝物です。野球を始めて29年間、ずっと続ける事が出来てとても幸せでした。今まで野球を続けられたのは、皆様の応援や支えがあったからこそだと思います。沢山の事を指導していただき、成長させて下さった皆様に深く感謝しています。13年間いつも温かく力強い声援を送って下さったファンの皆様、本当にありがとうございました」とコメントした。
Yahoo!ニュースより引用