戦力外通告は、応援している球団から選手がいなくなる寂しさがありますよね。ですが、チームがより強くなっていくためにも避けられない道でもあります。
この記事では、タイガースの現在のチーム成績や戦力分析から、今年戦力外通告や自由契約、チームを退団する選手を予測していきます。
2025年タイガース戦力外候補
- 畠 世周選手(投手)
- 長坂 拳弥選手(捕手)
- 渡邉 諒選手(内野手)
- 小野寺 暖(外野手)
ここからはタイガースの戦力を分析していきます。
タイガースのチーム成績・戦力分析
まず最初に、現在のタイガースのチーム成績から、戦力として十分な部分と足りていない部分を分析します。
そこから戦力構想外通告を予想していきたいと思います。
2025年の野手成績

交流戦では連敗があったものの、現在も1位を走っています。
特に、中野・佐藤・近本・森下の4選手が他球団に比べて貯金を作っています。
代打成績は良くはないため、レギュラー陣が好調なうちに編成面で貯金を作りたいです。近本・大山に代われる存在を早く見つけたいでしょう。
阪神タイガースは近本選手のFA権取得の年です。今年はそこを視野に入れたドラフトや選手獲得になる可能性もあります。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2025年の投手成績

投手成績も、リーグ全体でみても安定しています。
特に伊原・デュプランティエが新加入だが安定した投球を披露。
先発投手の安定感に、中継ぎも盤石と投手陣がかなりそろっています。シーズン後半から高橋投手が帰ってきてさらに安定感が増しています。
選手層・年齢層のバランス

選手年齢層をみると、阪神タイガースはうまく世代交代していったことがわかります。
欲を言えば、18~22歳の若手投手が少ないので、そこを埋めていくドラフトになる可能性も。
タイガースの戦力外・退団・自由契約候補は?
長坂 拳弥選手(捕手)
通算成績はこちら
タイガースの中ではベテランキャッチャーのひとり。今年は坂本選手がレギュラーキャッチャーとしての立場を明確にしている以上、出場機会にほとんど恵まれないです。
渡邉 諒選手(内野手)
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2024年2025年は代打として活躍することができていましたが、2025年は安定した成績を残すことができませんでした。タイガースはレギュラー陣以外は若手選手の起用をするチームなので、活躍の場がない可能性があります。
畠 世周選手(投手)
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2024年は二軍で防御率1.41を残しましたが、1軍は1試合の登板のみ。巨人から阪神へ移籍した今年は、ファームで防御率も苦しい試合が続いている。緊急降板もあり、ケガが心配される。
小野寺 暖(外野手)
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左手首靱帯(じんたい)損傷もあり、2025年は活躍する機会が少ない。タイガースの外野陣はメンバーがそろっている。代打を見ても、井上もいるため現役ドラフトの可能性もある。
タイガースの戦力外・退団・自由契約が発表された選手
※発表され次第、更新致します。
タイガースで引退を発表した選手
※発表され次第、更新致します。
戦力外通告を受ける人数は?
2024年 | 2023年 | 2022年 | |
---|---|---|---|
戦力外を受けた人数 | 183名 | 205名 | ー |
戦力外を受けた中で支配下登録だった人数 | 126名 | 98名 | 70名 |
再契約した選手 | 65名 | 49名 | ー |
再契約しなかった選手 | 118名 | 156名 | ー |
昨年の戦力外通告の結果をみると、1球団当たり12人が戦力が通告を受けています。
2023年と比べると、戦力外通告を受けた人は減り、再契約した選手が増えていることもわかります。
例年通りで考えるのであれば、支配下登録の選手から1球団あたり約8人通告されることが予想されます。
2025年のタイガースの支配下登録人数
タイガースの支配下登録選手は現在、67名です。(2025年4月24日時点)
支配下登録できる選手は最大70名までなので、3枠余裕があります。
参考:NPB公式サイトより
戦力外通告の期間はいつからいつまで?

戦力外通告の期間は、第1次と第2次の2回あります。
第1次戦力外通告期間は、2軍の公式戦がすべて終了した翌日から、CSの開幕日前日までです。
第2次戦力外通告期間は、CS終了日翌日から、日本シリーズ終了翌日までになっています。
※日本シリーズ出場チームの第二次戦力外通告期間は、日本シリーズ終了日から5日後まで
- 10月6日(月)?~10月10日(土)まで
- 10月20日(月)?~11月2日(日)?まで※
日本シリーズ出場チームは11月7日(金)?まで※
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
よくある質問
- Q2025年阪神タイガースの戦力構想外になりそうな選手は誰ですか?
- A
現状の成績でみると以下のとおりです。
- 畠 世周選手(投手)
- 長坂 拳弥選手(捕手)
- 渡邉 諒選手(内野手)
- 小野寺 暖(外野手)
畠選手は巨人から移籍してきましたが、ファームでも苦しい成績が続いており、厳しい現状です。
小野寺選手は、昨年の左手首靱帯(じんたい)損傷から復帰するもなかなか出場機会がなく、打てる外野陣がそろっている阪神では出場機会が少ないです。
まだ27歳なので、現役ドラフトの可能性もあります。
- Q戦力外通告された選手はその後どうなりますか?
- A
戦力外通告を受けた支配下登録の選手が現役続行を希望する場合は、自由契約選手となります。
自由契約となった選手は、ほかの球団からオファーを受けることができ、オファーがあった場合は、他球団へ移籍します。
NPBに限らず、社会人野球や独立リーグ、海外チームからのオファーに答える選手もいます。
中には、同球団の育成選手として契約を結ぶこともあります。
他球団からのオファーがなかった場合は、現役引退となりほかの道を探していくことになります。
- Q2025年の戦力外通告される期間はいつですか?
- A
2025年の戦力外通告期間は、CSや日本シリーズの日程によって前後します。
大まかな日程は、以下のとおりです。
- 10月6日(月)?~10月10日(土)まで
- 10月20日(月)?~11月2日(日)?まで※
日本シリーズ出場チームは11月7日(金)?まで※
※CS・日本シリーズの試合状況によっては、日程が前後する可能性があります
- Q戦力外通告を受ける人数は何人ですか?
- A
2024年の戦力外通告の結果をみると、1球団当たり12人が戦力外通告を受けています。
2023年と比べると、戦力外通告を受けた人は減り、再契約した選手が増えていることもわかります。
例年通りで考えるのであれば、支配下登録の選手から1球団あたり約8人通告されることが予想されます。
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