2022年のオフシーズンから始まった現役ドラフト。ここまで放出した選手が他球団が活躍していることもありますが、逆にいえば、他球団の有力な選手がくる可能性がある貴重な機会です。この記事では、現役ドラフトの条件や昨年の傾向、現在のチーム成績から、今年のソフトバンクホークスの現役ドラフト候補選手を予想していきます。
2025年ソフトバンクホークスの現役ドラフト対象選手は誰?
現在の現役ドラフトのルールから、ソフトバンクホークスの現役ドラフトの対象選手をまとめると以下のとおりです。
※所属/年齢は2025年シーズン開始時点のものです。
ソフトバンクホークスの現役ドラフト対象者5000万~1億円の選手
選手名 | 年俸(推定) | 守備 | 生年月日(年齢) |
---|---|---|---|
大関 友久 | 9,000万円 | 投手 | 1997.12.14(28歳) |
津森 宥紀 | 7,300万円 | 投手 | 1998.01.21(27歳) |
大津 亮介 | 5,500万円 | 投手 | 1999.01.13(26歳) |
ソフトバンクホークスの現役ドラフト対象者1,500万~5000万円の選手
選手名 | 年俸(推定) | 守備 | 生年月日(年齢) |
---|---|---|---|
柳町 達 | 4,200万円 | 外野手 | 1997.04.20(28歳) |
杉山 一樹 | 4,000万円 | 投手 | 1997.12.07(28歳) |
上茶谷 大河 | 3,900万円 | 投手 | 1996.08.31(29歳) |
川瀬 晃 | 3,800万円 | 内野手 | 1997.09.15(28歳) |
板東 湧梧 | 3,200万円 | 投手 | 1995.12.27(30歳) |
正木 智也 | 3,000万円 | 外野手 | 1999.11.05(26歳) |
海野 隆司 | 2,600万円 | 捕手 | 1997.07.15(28歳) |
長谷川 威展 | 2,500万円 | 投手 | 1999.08.09(26歳) |
田浦 文丸 | 2,400万円 | 投手 | 1999.09.21(26歳) |
野村 勇 | 2,100万円 | 内野手 | 1996.12.01(29歳) |
川村 友斗 | 2,050万円 | 外野手 | 1999.08.13(26歳) |
谷川原 健太 | 1,500万円 | 捕手 | 1997.04.16(28歳) |
岩井 俊介 | 1,500万円 | 投手 | 2001.07.30(24歳) |
大山 凌 | 1,500万円 | 投手 | 2002.03.27(23歳) |
ソフトバンクホークスの現役ドラフト対象者~1,500万円の選手
選手名 | 年俸(推定) | 守備 | 生年月日(年齢) |
---|---|---|---|
佐藤 直樹 | 1,400万円 | 外野手 | 1998.09.03(27歳) |
尾形 崇斗 | 1,400万円 | 投手 | 1999.05.15(26歳) |
廣瀨 隆太 | 1,400万円 | 内野手 | 2001.04.07(24歳) |
緒方 理貢 | 1,300万円 | 内野手 | 1998.09.22(27歳) |
リチャード | 1,000万円 | 内野手 | 1999.06.18(26歳) |
村田 賢一 | 1,000万円 | 投手 | 2001.08.31(24歳) |
前田 悠伍 | 1,000万円 | 投手 | 2005.08.04(20歳) |
松本 晴 | 900万円 | 投手 | 2001.02.24(24歳) |
井上 朋也 | 900万円 | 内野手 | 2003.01.28(22歳) |
笹川 吉康 | 800万円 | 外野手 | 2002.05.31(23歳) |
渡邉 陸 | 780万円 | 捕手 | 2000.09.24(25歳) |
前田 純 | 750万円 | 投手 | 2000.06.04(25歳) |
木村 光 | 750万円 | 投手 | 2000.07.02(25歳) |
石塚 綜一郎 | 700万円 | 捕手 | 2001.06.07(24歳) |
藤田 悠太郎 | 600万円 | 捕手 | 2005.06.03(20歳) |
牧原 巧汰 | 550万円 | 捕手 | 2002.07.13(23歳) |
ソフトバンクホークスの現役ドラフト候補選手の予想
2025年のホークスの現役ドラフト候補はリチャード/板東湧梧です。
リチャード
通算成績はこちら
サードのレギュラーである栗原選手が離脱中がチャンスでしたが、レギュラーをつかめず、本人も他球団でもプレーを求めていません。
板東湧梧
通算成績はこちら
2024年は二軍で14試合に先発するも、思うような結果を残せず。かつては一軍の中継ぎとして一定のポジションを勝ち得ることができていましたが、近年は安定しません。
現役ドラフトの条件は?
現役ドラフトの対象条件・年齢制限は?
- 年俸5000万円未満
※1名は5000万円以上1億円未満でもOK - シーズン終了後から2024年シーズンにかけてトレードされてない
- FA権を保有・行使していない
- 日本人かつ、支配下登録選手である
- シーズン終了後に育成から支配下登録されてない
- 複数年契約をしていない
現在のドラフトルールをまとめると、対象者は上の条件を満たす必要があります。
現役ドラフト対象外の条件
- 年俸5000万円以上の選手
(1名に限り、1億円未満の選手を対象可能)
(上記選択をした場合、5,000万円以下の選手を追加でリストアップしなければならない)※2023年に追加 - 前年のシーズン終了翌日から、トレードされた選手
- シーズン終了後に育成から支配下登録した選手
- FA権を行使したことがある・FA権を保有している選手
- 育成・外国人選手
- 複数年契約の選手
逆に、現役ドラフトの対象外になる選手の条件がこちらです。
年齢などの制限はありませんが、FA権保有者や行使している人、複数年契約の選手は現役ドラフト候補から外れます。
なので、ベテラン選手ほど候補から外れやすい傾向はあります。
過去の現役ドラフトの傾向
現役ドラフトの移籍時の年齢は何歳くらい?

現役ドラフトで移籍した時の平均年齢は26歳でした。
現役ドラフトの条件からも、ベテランより若手が選ばれていることがわかります。
22~26歳で半分以上を占めています。
22歳より若い選手が選ばれたことはまだありません。
現役ドラフトの年俸はいくらくらい?

移籍対象選手の平均年俸は1,684万円です。
1660万円以下が半数以上を占める結果になっています。
現役ドラフトのポジション傾向は?

ポジションでは、半数以上が投手です。
2024年の現役ドラフトでついに捕手が選ばれました。
2025年のソフトバンクホークスの補強ポイントは?
2025年の野手成績

一巡した時点での数値はまずまずといったところでしょう。レギュラー陣の離脱が多く、昨年の爆発的な打線を思うと、少し寂しい気も。打てる内野をドラフトで獲得できると戦力補強になりそうです。
OPSの指標については、こちらの記事で解説しています↓
2025年の投手成績

一巡して、投手はやや厳しい数字です。千賀選手が抜けた後のエースが確立できていないのが苦しいですね。将来的な先発ローテの担い手を獲得することが望まれます。
ソフトバンクホークスの年齢分布図

ポジション別でみると、外野手の高齢化があります。
レギュラー陣が高齢化してきているのも、問題点の一つ。
若手を獲得しながら、うまく世代交代していきたいですね。
2025年の現役ドラフトについて
現役ドラフトはいつ?日程は?
2024年の現役ドラフトは、12月6日でした。
2025年の現役ドラフトの日程は、12月8日(月)と予想されます。
発表され次第、更新致します。
現役ドラフトのルールは?

現役ドラフトは、先ほど紹介した現役ドラフトの対象者から2名ずつ名簿を提出します。
そして各球団最低1名ずつ、指名していくルールです。
より詳しい現役ドラフトのルールについてはこちらの記事をどうぞ。
画像付きで、わかりやすく説明しています↓
コメント