2024年のドラゴンズは、3年連続の再会に終わり、非常に悔しいシーズンを近年過ごしています。バンテリンドームを本拠地にする以上、投手力で勝ちあげるチーム作りが必要になります。この投稿では2024年のドラゴンズ投手成績を振り返り、2025年のドラゴンズ開幕ローテーションを予想します。
2024年のドラゴンズ投手成績について
2025年のローテを予想するにあたって、2024年の成績を改めてくりかえりましょう。
2024年のリーグ投手成績
防御率はリーグの平均的な数字ながら、K/BBは巨人阪神に比べて大きく差が開いています。大きな球場を本拠地にする以上は改善が必要です。特に、先発陣の数字はかなり悪く、すぐにでも改善が必要になります。
2024年ドラゴンズ個人成績
チーム内で投球回数が多かった順に紹介(15回以上)。
- K/BB…投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀。
好投手ならば一般的にK/BBが2.00を下回る事が少ない。 - WHIP…1イニングあたりに出すランナーの数。
先発投手であれば1.00未満なら球界を代表するエースとされ、1.20未満ならエース級。
先発投手陣
『小笠原 慎之介』『髙橋 宏斗』が規定投球回に到達しました。『小笠原 慎之介』
選手は規定到達ながらも負け越しし続けるシーズンが続いています。『髙橋 宏斗』は日本を代表する投手に成長。ケガさえなければ来季も年間を通じて投げてくれるでしょう。
『柳 裕也』『大野 雄大』らの実績がある投手の成績が下降傾向なのは気がかり。若手で注目は『松木平 優太』です。1軍2軍通じで休むことなく投げることができており、来季は1軍定着するでしょう。
リリーフ陣営
『清水 達也』『マルティネス』『松山 晋也』『橋本 侑樹』『藤嶋 健人』が素晴らしい成績。『マルティネス』選手の去就が心配されていますが、それ以上に先発の補強が急務です。
2025年ドラゴンズ開幕ローテションはこれだ
開幕カード（vs ）ベイスターズ
- 『髙橋 宏斗』
- 『松葉 貴大』
- 『松木平 優太』
2戦目（vs ）ジャイアンツ
- 『金丸夢斗(関西大)』
- 『梅津 晃大』or『カイル・マラー』
- 『吉田聖弥(西濃運輸)』
『髙橋 宏斗』は間違いなくローテ入りするが、それ以外の選手はなんとも言えない。『小笠原 慎之介』がいれば、確実に2番手になることが予想されたが、ポスティングシステムを使用することが確実視されている。ルーキー2名外国人投手に頼らないと、先発が周り切らないのが現実か。。
2025年ドラゴンズの開幕スタメンも予想中
2025年ドラゴンズの新戦力は？
ドラフト加入選手は？
金丸夢斗投手(関西大)・吉田聖弥投手(西濃運輸)の両左腕を獲得しました。金丸夢斗投手(関西大)はケガさえなければ、1年目からプロで通用する実力あり。吉田聖弥投手(西濃運輸)は高校⇒社会人経由のためまだまだ若くこれからに期待も持てますが、ドラゴンズの投手事情を考えると一年目からの活躍を期待したいです。
ドラフトについての記事はこちら↓
新外国人選手
カイル・マラーを獲得
中日が米大リーグ・アスレチックスのカイル・マラー投手（27）を獲得することが、分かった。メジャー通算54試合に登板した実績があり、2023年には開幕投手を務めた実力者。
身長201センチ、体重113キロと体格に恵まれており、長身を生かした最速157キロのストレートが武器。四死球率がもともと高いタイプですが、2024年は中継ぎとしてコントロールも改善していました。ドラゴンズ以外にもNPBの複数球団がカイル・マラー投手を狙っていたようです。
自由契約選手 獲得結果
ホークスを戦力外になった三浦瑞樹投手（25）を獲得
中日がソフトバンクから戦力外通告を受けた三浦瑞樹投手（25）を獲得することが、分かった。育成契約となる見込み。
2軍では防御率1・60で最優秀防御率のタイトルを獲得している左腕で、ドラゴンズのファン目線でいえば、松木平と同じくらいの成績を上げた選手といえば、伝わるでしょう。
26歳で迎える来季は、育成契約ながらも、開幕ローテもあり得る実力だと思います。
ドラゴンズ現役ドラフト結果 『伊藤 茉央』獲得
2024年のドラゴンズ現役ドラフトでは、伊藤 茉央選手を獲得しました。右のサイドスローの中継ぎ投手です。チームにいないタイプの投手で、一軍での活躍を期待ですね。
現役ドラフトの記事はこちら↓
2025年ドラゴンズの注目ポイントは？
各選手の残留は？
『小笠原慎之介』の残留は？
小笠原の予想条件に関しては、米各メディアによって大きな開きがある。低いところでは今回のパープルローに加え、米ブリーチャーリポートが2年総額1000万ドル（約15億円）、米MLBトレードルーマーズは2年総額1200万ドル（約18億円）と予想。一方、米誌スポーツイラストレイティッドは「3年総額3500万～4000万ドル（約52億5000万～60億円）の契約も見込まれる」と報じている
『福谷 浩司』の残留は？
シーズン後半戦にかけて、3勝を挙げたベテラン右腕。Cランクの選手であるため他球団にしてみればほとんどリスクない状態でFA戦線に参加することができます。
⇒2024年12月24日にFAで、日本ハムファイターズへの移籍が決まりました。
ベテランの放出は悲しいですが、新天地での活躍を期待したいですね。
中日から国内フリーエージェント（FA）権を行使した福谷浩司投手（33）が、日本ハムに移籍する意思を固めたことが23日、分かった。
Yahoo！ニュースより引用
『草加 勝』の先発ローテ入りは？
2023年のドラフト一位ルーキーですが、2024年早々にトミージョン手術を実施。手術の決断が早かったこともあり、2025年シーズン中の復帰も可能になりそうですが、開幕は間に合わない見込みです。
ルーキー金丸夢斗投手(関西大)は一年目から活躍可能？
金丸選手は大学自体の成績が、奪三振率11.67 四死球率1.17とこれまでの活躍したプロ野球選手の数字をしっかりとクリアしている。通用するのは間違いないレベルでしょう。どのレベルの投手になるかが注目です。
K/9とBB/9は近いシーズンから4:3:2:1と加重をして出した加重平均を使用する。プロでWAR3以上記録している投手は大学時代、
- 六大学と東都1部ではK/9が7.5以上、BB/9で3以下を記録している。
- 六大学と東都1部以外ではK/9は9以上、BB/9で1.75以下を記録している。
- 左投手は以上の条件をクリアできなくてもWAR3以上を記録できる例が多い。
(引用先)
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