「そもそも現役ドラフトって何?」
「今年はいつ開催されるの?」
2022年から始まった現役ドラフトですが、制度が難しく、よくわからないんですよね。
この記事では、現役ドラフトについて、どこよりもわかりやすく解説します。
2025年現役ドラフトはいつ開催されるの?
2025年の現役ドラフトは、12月8日(月)に開催されると予想されます。
指名結果はいつ公開?
指名結果については、当日中に12球団分まとめて発表される予定です。
- 2023年は当日(12月6日)午後16時ごろ公開
- 2024年は当日(12月9日)午後18時ごろ公開
球団が指名された選手と連絡が取れた後じゃないと発表できないため、発表が遅れる可能性はあります。
現役ドラフトの移籍要求を選手が拒否した場合は?
現役ドラフトでの移籍を拒否した場合は、選手は任意引退で退団となります。
各球団の現役ドラフト候補・予想
12球団の現役ドラフト候補選手と予想をまとめました。
詳しくは下の記事を読んでみてください。
現役ドラフト対象選手・候補は?
セ・リーグの現役ドラフト対象者・候補予想
パ・リーグの現役ドラフト対象者・候補予想
現役ドラフトのルール・仕組みは?
- 現役ドラフトの指名対象として、各球団から2名の選手を提出する
※現役ドラフト対象外の基準がある - 各球団は、最低1名の選手を指名する
※指名のやり方は、事前選挙システム
現役ドラフトは、12球団からそれぞれ2名の支配下登録選手を提出します。
各球団は最低1名を指名しなければいけません。より詳しく説明していきます。
現役ドラフトの対象外になる基準は?
現役ドラフトの対象外になる条件は上記ではないか、といわれています。
球団の中心選手は除外されるようなルールになっています。
当日のルール、事前選挙システムとは?
現役ドラフト当日の指名順は「事前選挙システム」で決まります。
画像で説明すると、以下のとおりです。
上記のように、指名順が決まります。
他球団が欲しがる選手を出せば、はやい指名順をもらうことができます。
その分、自球団に欲しい選手を選べる可能性が高くなります。
ドラフトとはちがい、運要素がほとんどないのが特徴です。
現役ドラフトは2巡目の指名がある?
結論から言えば現役ドラフトは2巡目の指名が存在します。ルールは以下のとおりです。
- 現役ドラフトの指名対象として、各球団から2名の選手を提出する
※現役ドラフト対象外の基準がある - 各球団は、最低1名の選手を指名する
※指名のやり方は、事前選挙システム
2巡目は1巡目を終えたあとに希望した球団のみで実施されます。1巡目同様、指名された球団が次に指名する権利を得られることになっていますが、2巡目の場合、指名の順番が来たところで棄権することもできる仕組みとなっています。
2024年の現役ドラフトは”日本ハムは広島からの指名を受けたあと次にほかの球団の選手を指名する権利を持っていましたが結果的に指名を行わず、2巡目は1人の移籍のみで終了する形となりました”。
例年の現役ドラフトの傾向は?
これまでの現役ドラフトから傾向をまとめました。
現役ドラフトの選手は何歳が多い?
現役ドラフトの移動時の平均年齢は26.4歳でした。
ベテランを放出するよりは、伸び悩みを感じている中堅選手が移籍対象になる印象です。
現役ドラフトの年俸はいくらの人が多い?
現役ドラフトで移籍した選手の平均年俸は、1655万円でした。
プロ野球選手の1軍の最低保証年俸は、現在、1,600万円となっていますが、現役ドラフトでいせきする選手の大半がその数字を超えれていないことを見ると、1軍実績がない選手の移籍が中心になるでしょう。
現役ドラフトで移籍した選手で多いポジションは?
これまで移籍した選手を参考にすると、半分以上が投手でした。
チームの編成上、あまり融通が利かないキャッチャーは、ほとんど移籍しません。
現役ドラフトのよくある質問
現役ドラフトについて、皆さんからいただいた質問に対して回答します。
現役ドラフトの移籍要求を選手が拒否した場合は?
現役ドラフトの拒否権は事実上ないです。
現役ドラフトでの移籍を拒否した場合は、選手は任意引退で退団となります。
現役ドラフトのリストアップした通知は選手にするの?
現役ドラフトの通知義務は球団にはありません。
ただ事前に通知しても問題ないため、球団に通知するか、しないかの判断権があります。
ですが、対象選手は他球団へメディカルチェックを通す必要があります。
怪我の状況を選手に確認するときに、選手が察する可能性は高いでしょう。
これまでの移籍選手は誰がいる?
過去の現役ドラフトで移籍した選手を一覧でまとめました。
2024年の移籍選手
2023年の移籍選手
2022年の移籍選手
現役ドラフトの目的は?
現役ドラフトの目的は、「新たな環境でチャンスを与えること」です。
中堅選手やレギュラー争いに敗れた選手に活躍の場所が与えられることを目的にしています。
ルールについては、MLBの「ルール5ドラフト」を参考にしたといわれています。
ルール5ドラフトとは?
なかなか活躍する機会がもらえない選手、通称「飼い殺し状態」の選手を救うための制度です。
簡単にまとめると、以下のとおりです。
MLBとNPBでは、リーグの規模が違います。
そのため、ルール5ドラフトを参考に現在の現役ドラフトになりました。
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